院長挨拶

院長挨拶

院長

ホームページにアクセスいただきありがとうございます。

東海病院は昭和29年6月1日に336床の結核病院として設立され、昭和63年4月1日結核病床を全廃し180床の一般病院として再スタートしました。以来、小回りが利く一般病院として、地域医療のために努力してまいりました。今年で、開院70周年を迎えます。

現在は、急性期一般病床120床(2病棟)と地域包括ケア病床46床(1病棟)の166床で、内科・外科・整形外科・泌尿器科・眼科・脳神経外科・皮膚科診療を行っています。その他、高齢化社会に対応すべく100床の介護老人保健施設「ちよだ」(平成12年設立)と、病気の予防と健診・人間ドックのための東海健康管理センター(平成7年設立)を併設して、地域の皆様に保健・医療・福祉サービスを提供しております。

当院は3つのS 、Sincerity (誠意)、Service (奉仕)、Science (考動)を掲げ、職員同士の「和」を大切にして歩んでおります。また、「患者さんに寄り添い 地域に貢献し 信頼される病院を目指します」という新理念を作成し、多職種連携によるチーム医療と患者さんを中心とする医療を実践しつつ、得意診療分野における医療技術を発展させながら、患者様・利用者様に保健・医療・福祉サービスを提供していきたいと思っております。

2025年をもって、全ての団塊の世代の方々が後期高齢者の仲間入りをしますが、2040年に向かって高齢者特有の疾患が益々増加していくと予想されています。地域住民並びに高齢者の方々が健康で人間らしく人生を全うできるように、急性期医療と回復期「支える医療」並びに「介護」業務を行って、地域に貢献していきたいと思います。高齢者救急に対応するため、今年の診療報酬改定で新設された「地域包括医療病棟」についても、前向きに検討し準備を進めていく予定です。

最後に、老朽化と狭隘さの目立つ現病棟施設は、患者様にとっては決して良い療養環境とは言えません。今年1月より多床室・個室の内装改修工事を実施し療養環境の改善に務めてはおりますが、将来の病院施設の建替えを視野に入れ、診療内容の一層の充実を図るべく、職員一丸となって努力していきたいと思います。

皆様がたのご支援、そしてご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

2024年5月吉日

院長 山本英夫