特徴
臨床工学科では、生命維持管理装置の操作をはじめ、ME機器の保守管理における装置の安全性の確立やチーム医療の一員としての治療をおこなっています。
現在、臨床工学科には臨床工学技士(医療機器の専門医療職)が在籍し、おもな業務は血液浄化部門、高気圧酸素治療部門、在宅医療機器部門、医療機器の中央管理部門、医療ガスの中央管理部門などがあります。また、定期的に院内勉強会を開催し、ME機器に係る操作指導や技術提供に貢献しています。
認定・資格
呼吸療法認定士、高気圧酸素治療専門技師、臨床高気圧酸素治療操作技師、透析技術認定士、医療機器情報コミュニケータ(MDIC)、第2種ME技術者、医療ガス保安管理技術者、Healthcare Safety Engineering & Risk Analysis MBAなど
業務内容
おもな治療法は、以下の通りです。
- 血液浄化部門
GCAP、LCAP、CHD、CHF、CHDF、ECUM、CART、DHP、PE、PA、DFPPなど - 高気圧酸素治療部門
減圧症(空気塞栓症)、腸閉塞、突発性難聴、骨髄炎、放射線障害、スポーツ外傷など - 在宅医療機器部門(導入設置)
在宅中心静脈栄養法、在宅成分栄養経管栄養法、超音波骨折治療法、在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法、在宅持続陽圧呼吸療法、在宅悪性腫瘍鎮痛療法など
血液浄化装置
TR-55XⅡ
写真データ提供先:
東レ・メディカル株式会社
血液浄化装置
プラソート
写真データ提供先:
旭化成メディカル株式会社
高気圧酸素治療装置
Model3300HJ
写真データ提供先:
エア・ウォーター株式会社
人工呼吸器
Savina300
写真データ提供先:
ドレーゲルジャパン株式会社
医用テレメータ
WEP-1450
写真データ提供先:
日本光電工業株式会社
除細動器
TEC-5631
写真データ提供先:
日本光電工業株式会社
研究課題
- Safety risk assessment of medical devices using data science
- Research and development of medical equipment and technology