コース・オプション一覧

東海健康管理センターでは8つのコースがございます

  • 受診者様のご都合で受診しない検査項目がある場合も料金は同額です
  • 受診者様のご都合でお食事を召し上がらない場合も料金は同額です(A・B・Lコース)
  • 各種共済の方は割引がございますのでお気軽にお問い合わせください

39,600円(税込)

最もスタンダードな半日人間ドックで、生活習慣病や腹部・胃の病気などを検査するコースです。

実施日 月~金曜日、第1・3・5土曜日
所要時間 午前 約4時間程度(昼食付き)
※当日の検査状況やオプション検査の追加により所要時間が前後しますのでご了承ください

☆ 胃バリウム検査又は胃内視鏡検査(口or鼻)を予約時に選択してください

基本検査

項目 内容
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・体脂肪率
体格指数(BMI)・腹囲・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・比重・潜血・ケトン体
ビリルビン
便・大腸 潜血(ヒトヘモグロビン)2回法
心電図 安静時心電図
胸部 直接撮影(正面)
上部消化管 ご予約時に①~③の中から選択してください
①胃内視鏡検査(胃カメラ経口)
②胃内視鏡検査(胃カメラ経鼻)
③胃バリウム検査
腹部超音波 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓
視力(裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
聴力 低音1,000Hz・高音4,000Hz
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取りください。

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット
MCV・MCH・MCHC・血小板
Fe・TIBC・UIBC・フェリチン
肝機能 総蛋白・アルブミン・A/G・GOT(AST)・GPT(ALT)・LDH・ALP
γ-GTP・LAP・コリンエステラーゼ・総ビリルビン
HBs(B型肝炎)抗原・HBs(B型肝炎)抗体・HCV(C型肝炎)抗体精密
腎機能 尿素窒素・eGFR(糸球体濾過量)・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca
脂質・尿酸 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール
nonHDLコレステロール・LDLコレステロール・尿酸
膵機能 アミラーゼ
糖代謝 HbA1c・空腹時血糖
血清学 CRP・RF(リウマチ因子)・TPHA(梅毒)

90,200円(税込)

Bコースに胸腹部CTと大腸カメラ、さらに血液検査の項目で腫瘍マーカーを加えたプレミアムなコースです

実施日 月~火曜日、水~木曜日
所要時間 1日目
午前 約3時間程度(昼食付き)
※当日の検査状況やオプション検査追加により所要時間が前後しますのでご了承ください

2日目
午前 洗腸剤服用
午後 上下部内視鏡検査
※終了時間は洗腸剤の服用状況や鎮静剤の使用状況などによって異なります
食事 昼食2回(当センター内カフェテリアもしくはお持ち帰り可)(1日目と2日目)
夕食1回(KKRホテル名古屋)(1日目)
宿泊先 KKRホテル名古屋(名古屋市中区三の丸1-5-1)

1日目の検査・昼食終了後にタクシーでホテルへお送りします

2日目の朝のタクシーを8:30でご予約ください

タクシー送迎は当院とKKRホテル名古屋間のみです

宿泊不要の方、タクシー送迎を利用しない(ご自分の車等で往復する)方は、必ず事前にお知らせください(料金は同額です)

大腸内視鏡検査の前処置に必要な水500ml 2本を、こちらで用意します。お茶や紅茶(無糖のもの)をご希望の方はご自分でご用意ください。

基本検査

項目 内容
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・
体脂肪率・体格指数(BMI)・腹囲・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・比重・潜血・ケトン体・ビリルビン・沈渣
心電図 安静時心電図
胸 部 直接撮影(正面)
CT撮影 胸部・上下腹部単純撮影
上部消化管 胃内視鏡検査
腹部超音波 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓
下部消化管 大腸内視鏡検査
視力(裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
聴力 低音1,000Hz・高音4,000Hz
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取り下さい

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
血液像 好中球・リンパ球・単球・好酸球・好塩基球
Fe・TIBC・UIBC・フェリチン
肝機能 総蛋白・アルブミン・A/G・GOT(AST)・GPT(ALT)・LDH・ALP・
γ-GTP・LAP・コリンエステラーゼ・総ビリルビン
HBs(B型肝炎)抗原・HBs(B型肝炎)抗体・HCV(C型肝炎)抗体精密
腎機能 尿素窒素・eGFR(糸球体濾過量)・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca
脂質・尿酸 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・non HDLコレステロール・
LDLコレステロール・尿酸
膵機能 アミラーゼ
糖代謝 HbA1C・空腹時血糖
血清学 CRP・RF(リウマチ因子)・TPHA(梅毒)
腫瘍マーカー CEA・CA19-9

32,450円(税込)

Bコースから胃の検査を除いたコースで胸やけ、嘔気嘔吐、胃痛、腹痛、胃部不快感、食欲不振、体重減少など上部消化管の疾患による諸症状がなく、次の1~4にすべて当てはまる方はご利用ください

  1. 40歳未満の方
  2. 上部消化管検査(胃内視鏡検査)を一年以内に受けたことがある
  3. 胃がんABC検診でA判定(詳しい説明はこちら
  4. ペプシノゲン、ヘリコバクター・ピロリ抗体検査が陰性
実施日 月~金曜日、第1・3・5土曜日
所要時間 午前 約3時間程度(昼食付き)
※当日の検査状況やオプション検査の追加により所要時間が前後しますのでご了承ください

基本検査

項目 内容
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・
体脂肪率・体格指数(BMI)・腹囲・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・比重・潜血・ケトン体・ビリルビン
便・大腸 潜血(ヒトヘモグロビン)2回法
心電図 安静時心電図
胸 部 直接撮影(正面)
腹部超音波 肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓
視力(裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
聴 力 低音1,000Hz・高音4,000Hz
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取り下さい

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
Fe・TIBC・UIBC・フェリチン
肝機能 総蛋白・アルブミン・A/G・GOT(AST)・GPT(ALT)・LDH・ALP・
γ-GTP・LAP・コリンエステラーゼ・総ビリルビン
HBs(B型肝炎)抗原・HBs(B型肝炎)抗体・HCV(C型肝炎)抗体精密
腎機能 尿素窒素・eGFR(糸球体濾過量)・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca
脂質・尿酸 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・non HDLコレステロール・
LDLコレステロール・尿酸
膵機能 アミラーゼ
糖代謝 HbA1C・空腹時血糖
血清学 CRP・RF(リウマチ因子)・TPHA(梅毒)

11,770円(税込)

ご自分のお身体の全ての骨の密度を知りたい方はご利用ください

実施日 月~金曜日 午後のみ
所要時間 午後 約1時間程度

微量X線使用のため、心臓ペースメーカーなど体内に金属をお持ちの方や妊娠中の方は検査をお断りする場合があります

精密骨密度検査は他コースのオプションとしてもご利用いただけます

基本検査

項目 内容
体組成測定
(骨密度・筋肉量)
X線撮影(二重エネルギーX線吸収測定法:DEXA法)
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・
体脂肪率・体格指数(BMI)・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・比重・潜血・ケトン体・ビリルビン
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取り下さい

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
肝機能 総蛋白・アルブミン・A/G・GOT(AST)・GPT(ALT)・LDH・ALP・
γ-GTP・LAP・コリンエステラーゼ・総ビリルビン
腎機能 尿素窒素・eGFR(糸球体濾過量)・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca
脂質・尿酸 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・non HDLコレステロール・
LDLコレステロール・尿酸
膵機能 アミラーゼ

精密骨検査の詳しい説明はこちら

39,600円(税込)

ご自分の頭の中、脳や血管の様子を知りたい方はご利用ください

実施日 月~金曜日 午後のみ
所要時間 午後 約1時間30分程度

☆ MRI検査は強力な磁場と電波を使用して画像を得る検査です

検査時に外せる金属類は全て外していただきます
眼鏡・入れ歯・カラーコンタクトレンズ・装飾品(ピアス・指輪・ネックレスなど)がある場合、入れるケースをご持参ください

☆ 事前にご相談やお知らせをいただきたい方

  • 狭い空間が苦手な方
  • インプラント、入れ墨、アートメイクの方

☆ ご受診いただけない方

手術や治療のため体内に金属が入っている方(心臓ペースメーカー、脳動脈瘤クリップ、人工内耳、骨折などでの人工骨・プレート・ピン・クリップなど)
妊娠中または妊娠の可能性がある方

☆ 脳MRI検査は他コースのオプションとしてもご利用いただけます

基本検査

項目 内容
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・
体脂肪率・体格指数(BMI)・腹囲・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・比重・潜血・ケトン体・ビリルビン
心電図 安静時心電図
視力(裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
M R 脳断層写真 (MRI)・脳血管撮影 (MRA)・頚部血管撮影(MRA)
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取り下さい

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
肝機能 総蛋白・アルブミン・A/G・GOT(AST)・GPT(ALT)・LDH・ALP・
γ-GTP・LAP・コリンエステラーゼ・総ビリルビン
腎機能 尿素窒素・eGFR(糸球体濾過量)・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca
脂質・尿酸 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・non HDLコレステロール・
LDLコレステロール・尿酸
膵機能 アミラーゼ
糖代謝 HbA1C・随時血糖

MRI検査の詳しい説明はこちら

13,860円(税込)

労働安全衛生法に基づいた(年1回)定期健康診断としてもご利用いただけます

実施日 月~金曜日 午前のみ
所要時間 午前 約2時間程度

基本検査

項目 内容
身体計測 問診・身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・
体脂肪率・体格指数(BMI)・腹囲・聴診
尿 PH・糖・蛋白・ウロビリノーゲン・潜血・ケトン体・ビリルビン
心電図 安静時心電図
胸 部 直接撮影 (正面)
視力 (裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
聴力 低音1,000HZ・高音4,000HZ
総合診断
※医師面談
結果表を約3週間後にご自宅または職場へご郵送
結果表到着後、医師との面談をご希望の方はご予約をお取り下さい

血液検査

項目 内容
血液 血液一般 白血球・赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
肝機能 GOT(AST)・GPT(ALT)・γ-GTP
HBs(B型肝炎)抗原・HBs(B型肝炎)抗体
脂質 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・non HDLコレステロール・
LDLコレステロール
糖代謝 HbA1C・随時血糖

5,500円(税込)

ご自分の胃がんにかかるリスクを血液検査で知りたい方はご利用ください

実施日 月~金曜日
所要時間 午前 約45分程度
  • 血液検査:ヘリコバクター・ピロリ抗体精密測定
    ペプシノゲン検査

ヘリコバクター・ピロリ感染および血清ペプシノゲン法陽性が「胃がんの発生」に深く関わっていることが分かってきました
このことからヘリコバクター・ピロリ抗体価と血清ペプシノゲン法を同時に測定して分類する(ABC分類)検査法が推奨されています

結果はABCD群に分類され胃の健康度を評価します

ABC分類表

血液検査 結果
H.pylori
抗体価
Pg法 胃粘膜の状態 詳細
(-)
陰性
(-)
陰性
A 健康的 胃の病気になる危険性は低いと考えられます。
(+)
陽性
(-)
陰性
B 少し弱った 少数ながら胃がんの可能性があります。定期的な内視鏡検査とピロリ菌の除菌療法をお勧めします。
(+)
陽性
(+)
陽性
C 弱った 胃がんなどの病気になりやすいタイプです。定期的な内視鏡検査とピロリ菌の除菌療法をお勧めします。
(+)
陽性
(+)
陽性
D かなり弱った 胃がんなどの病気になるリスクがあります。
必ず、内視鏡検査を受けましょう。

☆ 他のコースのオプションとしてもご利用いただけます

16,500円(税込)

65歳以上の方で

  • 物忘れがひどくなった・足腰が弱くなった身長が縮んできた・耳が遠くなった
  • 体重が減ってきた・筋力が落ちてきた・物が見えにくくなってきた

日常生活の中で上記のような不安や支障を感じ始めた方はご利用ください

実施日 2月から4月の月・水・木・金
所要時間 約4時間程度
項目 内容
身体計測 身長・体重・標準体重・血圧・肥満度・体脂肪率・体格指数(BMI)・聴診
問診 医師がお話を伺います 日常生活での支障などもお話し下さい
腹部超音波 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓
体組成測定
(骨密度・筋肉量)
X線撮影(二重エネルギーX線吸収測定法:DEXA法)
視力 (裸眼・矯正)・眼底写真・眼圧
聴力 低音 1,000HZ・高音 4,000HZ
認知機能テスト 長谷川式簡易知能評価スケール改訂版(HDS-r)
身体機能テスト ロコモ25(問診)、2ステップテスト、立ち上がりテスト、握力測定、長座体前屈、開眼片足立ち
嚥下機能テスト 嚥下機能問診、反復唾液のみテスト

A・B・Lコースにオプションとして付けていただいた場合は無料です

軽い運動テストがあるので履き慣れた運動靴を持参してください

オプション検査

人間ドックに以下の検査項目を追加オプションとして希望される場合は、受診日の前日(土日祝は除く)午前中までに申し込みください。女性オプション検査(乳腺、婦人科)については、受診日の一週間前までにご予約をお願いします。一部の検査については検査枠に限りがございます。早めのご予約をお勧めします。

体の周囲からX線をあてて、体内への吸収率の違いをコンピューターで処理して横断面像(輪切り像)を撮影する検査です。

胸部CT 16,170円(税込)

肺野、縦隔を中心に撮影されます。肺がん、肺炎、縦隔腫瘍、気管支拡張症、気胸、一部の心臓疾患、胸部大動脈瘤などがわかります。胸部レントゲンよりも高い精度で肺野の病変を検出できるため、胸部レントゲンで「異常なし」と判定された方でも胸部CTで異常所見がみつかる場合があります。最近注目されている非喫煙者や若年女性にも発症するといわれている「肺腺がん」はスリガラス状の陰影を呈することが多く、早期の肺腺がんはCTでのみ検出できるということが少なくありません。胸部レントゲンで要精密検査と判定された際の二次検査としてもよく用いられます。

縦隔(じゅうかく):左右の肺の間に位置する部位で心臓、大血管、気管、食道などの臓器があります。

★このような方におすすめです

  • 現喫煙者、過去に喫煙習慣のあった方
  • 同居のご家族が喫煙される方
  • 血縁で肺がんにかかった方がいる方
  • アスベストや大気汚染に暴露のあった方
  • レントゲンで検出できないレベルのスリガラス影や結節影の有無までしっかり調べたい方、など

CTでわかるのはスリガラス陰影、結節影の有無までで、実際に肺がんかどうかは組織検査や時間経過(増大していくかどうかなど)で診断されます。

胸部CTは上述のように検出感度が非常に高いため、肺がんではないスリガラス影や結節影もみつけてしまいます。そのため胸部レントゲンのみ行っていた場合と比較して、「必要のない精密検査」「必要のない経過観察」まで行わなくてはならない場合があることが問題点として挙げられています。

胸部CT

腹部CT 16,170円(税込)

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓など腹腔内全体を撮影します。この検査では、腹腔内の臓器のがん、胆石、総胆管結石、腎結石、腹部大動脈瘤などがわかります。腹部超音波検査と併用することで診断精度があがります。また、腹部超音波検査で要精密検査と判定された際の二次検査としてもよく用いられます。

★このような方におすすめです

  • 腹部超音波検査で肝臓、胆のう、膵臓で「描出不良・描出不能」と判定される方(腹部超音波が苦手な内臓脂肪や皮下脂肪、腸管ガスの多い方)
  • 腹部超音波で検出困難な腫瘍(大きな病変のみ検出可能)や腹腔内リンパ節まで調べたい方、など

腹部CTで検出できない異常が腹部超音波で発見されることもあります。腹部CTと腹部超音波にはそれぞれ得手不得手があり、互いを補う位置づけとして考えられています。

造影剤について・・・腹部CTを行う際に造影剤を用いると早期のがんなど小さな病変まで詳細に描出することができますが、造影剤には一定頻度でアナフィラキシーショックを起こすリスクがあるため、通常がん検診で行うCTでは造影剤は用いられません。

腹部CT

胸・腹部CTセット 25,410円(税込)

胸部から骨盤にかけて撮影する検査です。上述の1.胸部CT、2.腹部CTを一度に撮影します。10秒程度の息止めで撮影が可能です。この検査でわかる病気は、1.胸部CT、2.腹部CTをご参照ください。

内臓脂肪面積測定 3,300円(税込)

CTで内臓脂肪面積を測定します。内臓脂肪面積はメタボリックシンドロームの判定基準の一つで、内臓脂肪の蓄積は動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こしやすくなります。BMIが肥満域でなくても(BMI 24.9以下でも)筋肉や骨に比べて内臓脂肪が多い状態を隠れ肥満(サルコペニア肥満)といいます。

★このような方におすすめです

  • 最近お腹がでてきた方
  • 肥満体型の方
  • 運動不足の方、糖質を好みタンパク質の摂取の少ない方
  • 高血圧、糖尿病や脂質異常症など生活習慣病が持病にある方
  • 心血管疾患や脳卒中が持病にある方
  • 腹囲を測定する以上の精度で内臓脂肪を評価したい方、など
内臓脂肪面積測定

7,337円(税込)

骨密度は骨の強さを評価するための代表的な指標です。DEXA法(微量なX線を照射して骨密度を正確に測定する方法)を用いて、骨粗鬆症になると骨折を起こしやすい腰椎部と大腿骨頚部で測定します。これに加えて、全身の筋肉量や脂肪量などの体組成も測定できます。女性は男性と比較して骨量が少ない上に、閉経後は女性ホルモンが低下することにより骨密度が低下しやすくなります。

★このような方におすすめです。

  • 40歳以上の女性の方
  • 運動不足の方
  • ほとんど日光にあたらない方
  • タンパク質やカルシウムの摂取の少ない方 など
  • 脆弱性骨折(日常生活程度の軽度な負荷で生じる骨折)の既往のある方 など
精密骨密度(X線)

MRIとはMagnetic Resonance Imaging の略で核磁気共鳴画像撮影法といいます。MRAとはMagnetic Resonance Angiography の略で核磁気共鳴血管撮影法といいます。

脳オプション(頭部MRI・頭部MRA・頸部MRA)24,750円(税込)

頭部MRIは脳実質を撮影して脳腫瘍、無症状の脳梗塞や微少な出血を検出します。頭部MRA、頸部MRAは造影剤を用いずに脳内の動脈と頸動脈を描出することができるため、脳動脈瘤、頸動脈の狭窄について調べることができます。特にくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は人間ドックに含まれる他の検査では調べることができず、定期的に脳オプションを受けることをお勧めしています。

★このような方におすすめです

  • 40歳以上で一度も脳ドックを受けたことがない方
  • 高血圧、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの診断を受けている方
  • 血縁に脳動脈瘤や脳卒中になった人がいる方
  • 飲酒や喫煙の習慣がある方
脳(頭部MRI・頭部MRA・頚部MRA)

海馬・脳萎縮・脳血管年齢 13,200円(税込)

短期記憶から長期記憶へと情報を伝える中期記憶を担う器官「海馬」の体積や脳の萎縮、脳血管性病変など「脳の認知症リスク」を知ることができます。脳オプションが「重篤な疾患の早期発見」を目的としているのに対して、海馬・脳萎縮・脳血管年齢は「病気になる前段階の脳の認知症リスク」を調べることを目的としています。脳の加齢変化を把握いただくために、1~2年に一度の継続的な受診をお勧めしています。

★このような方におすすめです

  • ご自身の脳の加齢性変化が気になる方 ご自身の脳の健康状態が気になる方
  • 高血圧、高血糖を指摘されたことがある方
  • 飲酒や喫煙の習慣がある方
  • 睡眠・休養不足の方や運動不足の方
  • ストレスを感じやすい方

【セット】脳+海馬・脳萎縮・脳血管年齢 35,750円(税込)

脳オプションと海馬・脳萎縮・脳血管年齢を同時に検査できます。検査時間は約40分です。

5,500円(税込)

加齢や生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)のような危険因子に長くさらされることによって、動脈壁が厚く硬くなってしまうのが動脈硬化です。特に血液中の悪玉(LDL)コレステロールが必要以上に増えるとドロドロの粥状物質(プラーク)が動脈壁に形成され動脈内腔が狭くなります。たまったプラークが破裂して血栓ができると動脈を閉塞させて、心筋梗塞や脳梗塞を発症します。

頸部超音波検査は頸部に超音波プローブを当てて頸動脈のプラークや狭窄の有無を調べます。頸動脈は体表近くを走行しており超音波で描出するのに適しています。断層撮影した超音波画像によって血管壁の厚さと血管内腔の状態がわかります。

血圧脈波検査とは動脈を流れる血液の速さや四肢の血圧を測ることにより、動脈の硬さと狭窄(動脈硬化の程度)を調べます。この検査では2つの事がわかります。

①脈波伝播速度(PWV)

心臓から拍出された血液により生じた拍動が動脈を通じて手や足まで届く速度のことで、動脈が硬いほど速度が速くなります。

②上腕と足の血圧の比(ABI)

上腕と足の血圧の比を測定します。動脈に狭窄がない場合、足の血圧は上腕の血圧より少し高くなりますが、下肢の動脈に狭窄がある場合、足の血圧が上腕の血圧より低くなります。

★このような方におすすめです

  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病が持病にある方
  • 現喫煙者、過去に喫煙習慣のある方
  • 心血管病や脳卒中が持病にある方
  • 肥満(BMI 25以上の方)、内臓脂肪蓄積が疑われる方(腹囲 男性 85cm以上、女性 90cm以上)
  • 歩行時に下肢の痛みがある方、など
脳(頭部MRI・頭部MRA・頚部MRA)

1,100円(税込)

自宅で採便して人間ドック当日に提出していただきます。
大腸にがんやポリープがあると、便の移動に伴って病変が擦れて出血を起こすことがあります。便潜血反応検査は便中に混入した血液(ヘモグロビン)を検出することで、大腸のがんやポリープを発見する手がかりになります。目に見えない微量な出血を検出することができ、2回法によって検出感度(発見率)が高くなります。
大腸がんの発症リスクは40歳から上昇します。その罹患数は全てのがんの中でもトップ(2019年)で女性では最も死亡率が高いがん(2020年)です(出典:がん情報サービスwebsite)。年齢以外にも、血縁に大腸がんの罹患者がいる場合や喫煙歴がリスクとされています。出血を伴わない大腸がんを見逃してしまうことや痔や経血などによる潜血も陽性と判定してしまうことがありますが、大腸がん発見に極めて有用な検査であり毎年受けることが推奨されています。

★このような方におすすめです

  • 40歳以上の全ての方

便潜血反応検査を後日郵送して提出される場合はこちら

1,100円(税込)

肺機能検査は息を吸う力や吐く力などの呼吸機能の異常の有無を調べます。通常の呼吸を繰り返したあとに思いきり吸ったり、勢いよく吐いたりして計測します。間質性肺炎や肺線維症、慢性気管支炎、肺気腫など肺の病気の診断の手がかりになります。

★このような方におすすめです

  • 喫煙歴のある方
  • 長年、粉塵を吸い込む環境にいた方
  • 日頃息切れを自覚する方、など

胃がんABC検診( Ⅰ.ペプシノゲン検査、Ⅱ.ヘリコバクターピロリ抗体精密測定) 5,500円(税込)

Ⅰ.「ペプシノゲン」という物質の血中濃度を測定することで、胃粘膜の萎縮(老化)の状態を調べる検査です。

Ⅱ.胃がヘリコバクターピロリに感染していないかを調べる検査です。ピロリ菌は胃がんの主たる原因であり、ピロリ菌が胃に感染している場合、除菌することにより胃がんを発症するリスクを低下させることができます。

Ⅰ、Ⅱを行うことにより今後胃がんになる危険度(リスク)を調べることができます。

★このような方におすすめです

  • ピロリ菌の検査を受けたことがない方
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往のある方(検診の胃内視鏡検査で胃潰瘍や十二指腸潰瘍の痕があると指摘されたことがある方を含みます)
  • 胃の不調が続いている方

PSA(男性のみ)1,980円(税込)

前立腺に特異的なタンパク質であるPSAの量を測定する検査です。前立腺にがんが発生すると血液中に大量に流れ出します。前立腺がんに罹患しているとPSAが徐々に上昇していくため、PSA値の経時的な変化の観察は前立腺癌の早期発見に役立ちます。

★このような方におすすめです

  • 50歳以上
  • 40歳代で血縁に前立腺がんにかかった人がいる方
  • 尿が出にくい、排尿回数が増えたなど排尿時に症状を感じている方

甲状腺機能(TSH、FT3、FT4) 4,400円(税込)

甲状腺は身体の新陳代謝を促進する、つまりエネルギー消費を活発にする甲状腺ホルモンを分泌する臓器です。脳下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)が分泌され、甲状腺に作用することにより甲状腺ホルモンの生成を調整しています。甲状腺ホルモンにはタンパク質と結合しているT3, T4と結合していないFT3, FT4 があり、実際に甲状腺ホルモンとして作用するFT4, FT4が調べられます。これらのホルモン(TSH、FT3、FT4)を調べることで甲状腺ホルモンの過不足を知ることができ、甲状腺機能亢進症や機能低下症の診断ができます。

★このような方におすすめです

  • これまで一度も甲状腺機能検査を受けたことがない方
  • 女性
  • 頸部前面が腫れている、体重が急に増えた、もしくは減った、動悸や発汗がひどい、などの症状がある方
  • 漠然と全身倦怠感など体調不良を感じている方、など

心不全(BNP:脳性利尿ペプチド) 2,200円(税込)

BNP は心臓の壁の伸展や圧の上昇などのストレスによって心臓(主として心室)から分泌されるホルモンです。血管を拡張させたり利尿を促進させることにより心臓のストレス(心臓への負荷)を軽減させます。そのためBNP値の上昇は「心臓に負担がかかっている」状態を表しているといえます。心電図、胸部レントゲン検査にBNP 検査を追加することで心不全の診断精度が高まります。

★このような方におすすめです

  • 高血圧、糖尿病など生活習慣病が持病にある方
  • 現喫煙者、過去に喫煙習慣のあった方
  • その他の危険因子(肥満、運動不足、過労、ストレスなど)がある方
  • 心電図で要精密検査の判定がされた方がある方
  • 胸部レントゲンで心拡大を指摘された方がある方
  • 軽労作で息切れがする方、など

風疹抗体検査(HI法) 1,650円(税込)

風疹に対する十分な免疫があるかどうか調べる検査です。風疹抗体(HI法)が8未満の場合、過去に風疹ワクチンを受けた、あるいは風疹に罹患した既往があったとしても抗体が不十分で今後風疹にかかる可能性があります。特に男性は公的な予防接種が行われなかった時期があります(注1)。ご自身が罹患することにより家族や周囲の人たちに感染させてしまう危険性があるので、風疹抗体があるか調べて十分な抗体がなければ予防接種を受けましょう。

注1. 各市町村より対象者(1962年4月2日から1979年4月1日までの間に生まれた男性)に対して、順次風疹抗体検査のクーポン券が発行されます。クーポン券を持参された方は無料で抗体検査を受けていただくことができます。

★このような方におすすめです

  • 風疹の抗体をもっているか知りたい方
  • ご自身や配偶者に妊娠の希望がある方

麻疹抗体検査(EIA法) 1,650円(税込)

麻疹に対する十分な抗体があるかどうかを調べます。麻疹抗体(EIA法)が16未満の場合は過去に麻疹ワクチンを受けた、あるいは麻疹に罹患した既往があっても抗体が不十分であり、今後麻疹にかかる可能性があります。麻疹は感染力が強いため抗体がない場合、感染機会があるとほぼ100%感染・発症するといわれています。成人になって麻疹を発症すると重症化することがあるため、麻疹抗体を調べて十分な抗体がなければ予防接種を受けましょう。

★このような方におすすめです

  • 麻疹の抗体を持っているか知りたい方

アレルギー検査 13,200円(税込)

「view 39」は一回の採血で39種類のアレルギーの原因がわかる検査です。39種類のアレルゲン(アレルギーの原因となる抗原(原因物質))に対する特異的IgE を測定します。日頃感じていた気になる症状について、アレルギーによるものなのか、アレルゲンは何なのかを調べることができます。

★このような方におすすめです

  • 特定の季節、掃除や着替えのとき、動物に近づくなどで、目のかゆみ・くしゃみ・鼻水、鼻がムズムズするなどの症状がおこる方
  • 肌が乾燥しやすく湿疹や肌荒れが起こりやすい、少しの刺激で肌が赤くなりやすい方
  • 特定の食べ物の摂取で腹痛、じんましん、口の中の違和感(イガイガ・ピリピリ)が起こる方

腫瘍マーカー検査

体内にがんが発生すると、そのがんに特有の物質が作られて血液や尿に流出します。この物質を腫瘍マーカーといいます。がんの診断のために用いられるほか、治療の効果判定や治療後の経過観察などにも利用されます。腫瘍マーカーは、がん以外の病気や喫煙などの生活習慣、常用薬の影響でがんの有無に関わらず高くなることがあるので、値が高いからといって必ずしもがんであると確定できません。また、早期がんでは腫瘍マーカーの値が高くならないことも少なくなく、基準値内でも体内にがんがないとはいえません。従って腫瘍マーカーのみではがんの有無を確定することができないので、必ず他のがんの検査(内視鏡や超音波、CTなど)と併用してください。

★このような方におすすめです

今回の人間ドックで、腹部超音波や上部消化管検査(胃内視鏡検査、胃バリウム検査)、胸部レントゲン、CTや女性オプション検査(乳腺、婦人科)など画像検査を受ける予定で、腫瘍マーカー検査のメリット・デメリットを十分理解された方の中でがんの心配が強い方

腫瘍マーカー(共通) 3,300円(税込) CEA・CA19-9・AFP (腹部超音波検査、上部消化管検査を受ける方が対象です)
腫瘍マーカー(男性)4,950円(税込) CYFRA・proGRP・PSA(胸部レントゲン、胸部CT を受ける方が対象です)
腫瘍マーカー(女性)4,950円(税込) CYFRA・CA15-3・CA 125(女性オプション検査(乳腺、婦人科)を受ける方が対象です。妊娠中はこの検査を受けることができません)

乳がんの発生率について、がん情報サービスが提供している「がんの統計」によると、2019年に日本の女性の97,142人が乳がんと診断されており、14,839人 の方が乳がんで亡くなっています。また、生涯においておよそ10.6% (約9人に1人)の女性が乳がんを罹患するとされており、定期的に乳がん検査を受けることが推奨されています。
乳がん検査にはそれぞれ長所・短所の異なる乳腺超音波とマンモグラフィを併用することをおすすめしています。

乳腺超音波 長所  高濃度乳腺でも病変を検出できる
短所  微細な石灰化の描出ができない
マンモグラフィ 長所  微細な石灰化の描出ができる
短所  高濃度乳腺では病変の検出が困難になる

乳腺超音波 2,200円(税込)

仰向けになり乳房周辺にゼリーを塗り超音波のプローブをあてて、両方の乳房内の病変(しこり)の有無とその大きさ、脇の下周囲のリンパ節の腫脹などを観察します。痛みはなくX線による被爆がないため身体的な負担が少ない検査です。病変(しこり)の質的診断に優れているといわれていますが、早期の乳がんで見られる微細な石灰化の集簇を検出することはできません。

★このような方におすすめです

  • 乳腺が発達している20~30歳代の方
  • 乳腺量の多い方(脂肪化の進んでいない方)
  • 血縁に乳がんにかかった人がいる方
  • 乳がんの罹患率が高くなる30歳代後半以降はマンモグラフィとの併用をおすすめします。

マンモグラフィ 4,400円(税込)

乳房のX線撮影のことです。早期の乳がんでみられる微細な石灰化の集簇を検出します。圧迫版と呼ばれるプラスチックでできた板で乳房を薄く均等に広げることにより、少ない線量で乳房の中を鮮明に観察することができます。圧迫の時に痛みを伴うことがあります。当院では、圧迫後に減圧して痛みを軽減する"なごむね"という機能を搭載した装置を導入しています。ぜひこの機会に新しいマンモグラフィを体感してみてください。

★このような方におすすめです

  • 30歳代後半以上の方
  • 血縁に乳がんにかかった人がいる方
  • 現喫煙者、過去に喫煙習慣のあった方
  • 20~30歳代の方は乳腺量が多く評価困難な場合があるため、乳腺超音波との併用をおすすめします
  • 生理前はホルモンの関係で乳房が張って痛むことがあるので、可能なら始まって2~3日目降に受けられることをおすすめします。

★このような方はできません

  • 妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある方
  • 豊胸手術を受けた方、ペースメーカー、VPシャントの手術を受けている方
  • 授乳中、または断乳一年以内の方

乳腺超音波+マンモグラフィ 6,600円(税込)

上述のように乳腺超音波、マンモグラフィそれぞれ得手不得手があり、両方の検査を併用することをお勧めしています。

子宮頸がんは年間約1万人の方が罹患し、約2800人の方が子宮頸がんが原因で亡くなっています。罹患者数・死亡数ともに増加傾向であり罹患者の若年化が問題になっています。子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染が主たる原因であることがわかっており、従来の内診・子宮頸部細胞診・経腟超音波にHPVの検査を組み合わせることにより、より早期に子宮頸がんを発見できることが期待されています。

子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査) 5,940円(税込)

内診は、腟内と腹壁の両方から手で挟むように触診して、子宮の大きさや可動性の良否、卵巣の腫れがないかを確認します。腟鏡という器具を腟内にいれて、腟壁や子宮口に異常がないかを確認します。お一人お一人にあった大きさの腟鏡を使用しますのでご安心ください。子宮頸部細胞診は、子宮頸部(子宮の入り口)を先のやわらかいブラシのついた専用の器具でこすって細胞を採り、異常な細胞がないか顕微鏡で調べる検査です。月経中は出血により検査に適した細胞が十分に採れないなど検査の精度が低下するため、避けていただくようお願いしています。経腟超音波は腟内にプローブという専用の細い器具を挿入して、子宮、卵巣を観察する検査です。子宮全体・子宮内膜の様子や卵巣の大きさなどを内診よりも詳しく観察することができます。

★このような方におすすめです

  • 性交経験のある全ての女性

子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査)+HPV 11,880円(税込)

HPV(ヒトパピローマウイルス)とは性交渉によってほとんどの女性が生涯一度は感染すると言われているありふれたウイルスです。子宮頸部の細胞に感染しますが多くの方は自分自身の免疫システムでHPV の活動性を抑制します。ところが約10%の方はHPV の活動性を十分抑制することができず、感染が持続してしまうことがあります。感染が持続すると数年~10年という月日を経て、子宮頸がんへと進行していくことがあります。HPVの検査方法は子宮頸部細胞診と同じです。HPVの中でも特に16型、18型が最もがんに移行しやすいタイプで、感染した後の進展速度が速いと言われています。子宮頸部細胞診が陰性の方の中にも、一部の方に前がん病変が潜んでいることがあることがわかってきました。このHPVの検査を併用することにより"子宮頸がんの起こりやすさ"を知ることができるため、より早い時期に子宮頸がんを発見できることが期待されています。

★このような方におすすめです

  • 性交経験のある全ての女性

マンモグラフィ+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査) 9,240円(税込)

乳腺超音波+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査) 7,040円(税込)

マンモグラフィ+乳腺超音波+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査) 11,440円(税込)

マンモグラフィ+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査)+HPV 15,180円(税込)

乳腺超音波+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査)+HPV 12,980円(税込)

マンモグラフィ+乳腺超音波+子宮頸がん(内診・子宮頸部細胞診・超音波検査)+HPV 17,380円(税込)

5,500円(税込)

尿中のエクオール濃度を調べます。エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌である「エクオール産生菌」により変化したもので、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをします。女性ホルモンの分泌が減少することで起こる更年期の症状にエクオールが有効であるという報告があります。症状の気になる方は、ご自身のエクオール濃度を調べてみませんか。
さらに詳しい説明はこちら

★このような方におすすめです

  • 40歳以上で更年期症状が心配な方